哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

2011-03-22から1日間の記事一覧

共犯と共同正犯は別物

刑法の共犯規定は、共同正犯、教唆犯、従犯(幇助犯)があります。これらをひっくるめて共犯と言っているわけです。刑法の60条、61条、62条ですね。共同正犯は、共犯の一部です。 2人以上で行うのが共同正犯ですが、それはイコール共犯ではないです。…

昭和51年判決(投票の価値)の内容

これは、最大判昭和51年4月14日民集30巻3号223頁のものです。 投票の価値について争われました。千葉県の選挙区です。衆議院選挙の投票の価値のリーディングケースといっていい判決です。 この判決の中で「選挙区割及び議員定数の配分は、議員総…

パソコン使用者に関しての笑い話

*ダブルクリックが、指の動きが遅すぎて出来ない方。 *「マウスで、ポインターを上に持っていって下さい」と言ったら、マウスを持ち上げる方。 *パソコンをいじりまくったり、焼き肉のタレをこぼしたりして、昔、2年間でパソコン3台を壊してしまった私 …

論破の方法1

これは、私がヤフー知恵袋で質問を受けた内容をもとに再構成しています。 ある歌があるとします。その歌を聞いてみたら、あまりよくないと気がつきました。それを周囲の人に、批判を言ったら、周囲の人は「この歌手よりもいい曲作ってから批判しろ」とか「批…

地デジ化について思う

地デジ化(全国一斉アナログ放送の停止)は、今年の夏に行われます。 しかし、私は、問題であると思っています。理由は、主たる3つがありこの他もあります。 今回は、大きな3つを書きたいと思います。 私は、スムーズに地デジ化が進むのかどうか、注視して…

戦争責任は次世代にも責任はあるか(サンデル教授の日本版白熱教室の検討)

ハーバード大学の政治哲学のマイケル・サンデル教授がテレビ等で有名になりました。私自身も、ハーバードの授業の放送から見まして、興味を持ち様々な人と議論をしてきたところであります。サンデル氏が来日し、東京大学で、日本版白熱教室が開催されること…

学歴論(特に学校歴)の危うさ

学歴はあまり参考になりません。愚かだの、利口だのの基準には。 学歴とは主に、最終学歴である学歴(中卒、高卒、短大卒、大卒、大学院卒等々)と、その学校のランクなるものである学校歴(○×大学卒等々)があります。どちらも、その高低だけでその人物を判…

なぜ人を殺してはいけないのか、についての考察2

法的(法哲学的)な一説明 法律を追求すると、法の支配にいきあたります。これは、すべてが法の下にあり、法によってのみ拘束され、絶対に人の支配になってはならないというものです。そして、その法は、人権を害するものであってはならないわけです。よって…

哲学と宗教はどう違うか

哲学と宗教は、自由か自由ではないかです。 つまり宗教は、教義に縛られるわけです。教義のない宗教はありません。 宗教は、何らかの教えがあって成り立っています。そうでないと成り立たないんです。この考えには賛成できないな、というのは、そこの部分は…

議論に強くなるにはどうすればいいのか

議論に強くなるには、 ①知識・語彙力 ②分析力 ③議論の経験力 ④強い精神力 この3つです。 ①は、分からない言葉をすぐに辞書で調べたりして分からない言葉を減らしていったり、実際に会話で使ったりして実戦力をつけていきます。又、たくさんの本や経験をする…

いじめ論についての問題点

よく、いじめ論において、被害者が悪いという言い方がされることがあります。 しかし、これは大問題です。つまり、一般的に加害者が悪いのです。当然です。被害者は悪くないです。 被害者が悪いというのは、無理やりの苦しい論理でしかないんです。 よく考え…

なぜ人を殺してはいけないのか、についての考察

論理的な一説明。 「殺す」ということは、相手を「なくしてしますこと」です。 相手をなくすということは、殺すことを正当化しています。つまり、同じ「存在である」自分も殺される者であるという事です。自分が存在するにもかかわらず、相手を「なくす」こ…

2011・3・11地震は東南海地震等を起こすのか

今回の地震は、2011年3月11日14時46分に三陸沖牡鹿半島東南東130キロの深さ約10キロを震源として発生しました。 この地震の後、数日内に、地震が多発。それは、静岡や千葉東方沖等でもあり、震源地が大きく異なりました。それも、震度で6ク…

はじめまして

私は、ヤフー知恵袋で様々な質問に答えている者です。 今でも行っています。詳しくは下記をご覧下さい。 http://my.chiebukuro.yahoo.co.jp/my/pphhiiloo 私は、これまでゼネラリストを目指して、様々に活動してきました。 その中で得た多くの知識と見方を皆…