哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ政治家にならないのかと聞かれたら―民主主義から考えた理由―

素晴らしい業績等をあげていると、よく「政治家にでもなるのかな」とからかわれる場面がある。しかし、どういう業績にせよ、政治家になるということは、必ずしも、そんなに嬉しいことでもない。 ※私は、素晴らしい業績をあげたことのない、一般人だが。 民主…

「エフォートパフォーマンス」という言葉を広めませんか?

エフォートパフォーマンス、それは、努力(effort)と、効果(performance)を掛け合わせた言葉で、私なりに意味付けをすれば、 ある努力に対して、どのくらいの効果が見込めるか、ということです。 努力と効果の比とも言えます。 コストパフォーマンスとい…

保証人というしくみ ―時代遅れの慣習に言うべきこと―

保証人というしくみが世の中にはある。法的に言えば、人的保証と言われるものである。 2020年施行の新「民法」制定にあたっても、その改廃が様々議論されたようであるが、結局、残ったしくみである。内容が厳しくなったと言われるものの、極度額を設ける等の…

結愛ちゃん虐待事件で考える

2018年のこと。虐待による、5歳児の死亡事件の件である。改めて書くまでもないが、この事件、非常に胸が打たれるし、涙が出てくる。元々、この子を知っていたわけでも何でもないのだが、なぜか、すごく悲しい。まず、可愛い。だからと言って、悲しみを増すわ…

第1回 サン=テグジュペリ著、内藤濯訳『星の王子さま』より

私がこれまで読んだ本の中で、印象に残った言葉を綴っていきたい。 第1回は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ著、内藤濯訳『星の王子さま』(岩波書店、岩波少年文庫・1976年改訂版)を取り上げたい。 あんたの目から見ると、おれは、十万ものキ…