哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

安全等を考える上で重要なこと1―災害と建物編―

地震に安全な建物は?ということを考えるとき、どうすればいいか。
 
よく、各会社の建物のパンフレット等を見て、それから判断する人がいると思うが、それは違う。
では、どうすればいいのか。
 
1、まず、地震での被害を見ること。倒れた・崩れたビルと、残った・特に影響なしのビルの写真を見ることである。出来れば、その内部も見た方がいい。そして、倒れたビルについては、その原因は何かを調べてみる。そして、データにしてみる。このようなことを、国内のみ(地震の見方や構造等から外国との比較はするべきではないだろう)で何件か行う。震度が違うので、範囲をある程度定めるのがいい。倒れなかった・特に影響なしのビルをピックアップして、それを作った企業別にする。
 
2、様々な都市を歩いてみて、このビルは地震で倒れそうか、このビルはどうか、ということを見る。そして、倒れなさそうなビルをピックアップしていく。そして、それを作った企業別にする。
 
3、最新の技術で、地震に強い建物をうりにしている企業を探す。
 
4、そして、それら1・2・3の企業データをもとにして、その企業に「最新の技術・思考でものすごい頑丈な建物にするには、どうすればいいか」を聞く。そこではじめてパンフレットの出番である。
 
5、その聞いたものを全てまんべんなくまとめ、それに加えたほうがいいと思う自らの防御システムを考える。
 
このような過程を経れば「地震に安全な建物」がわかると思う。
ざっと、短く簡単に説明したが、実は、特に知識がない人がこれを行うのと、ある程度以上知識がある人が行うのとでは異なると考えられるので、建築上には、耐震・免震・制震等といったものがあり・・・・・といった知識等、幅広い建築に関係の足しになるような知識が求められることを述べておく。
 
 
≪補足≫
ここでビルとしているのは、地震にも津波にも、その他災害にも比較的強いからです。しかし、これをビルでなく、普通の住宅と言い換えても、地震の場合はいいでしょう。特に問題はないです。