哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

なぜ、勉強するのか1

勉強は「騙されない力を養うもの」だと思います。
国語なら国語・言語的な考え方・見方、数学なら数学的考え方・見方、外国語なら道具としてやその国・言語の考え方、社会なら社会的な考え方・見方、理科なら理科的・科学的な考え方・見方・・・・・それ以外に、読書や自習や日々の色々な経験等々も勉強です。というように、様々な観点からの考え方等を身につけることで、能力を養おうというわけです。これらが勉強です。

勉強することにより、自分の考えが確固としたものになり、相手のどんな異なる意見に対しても、自らそれを説明・説得・議論できる能力が身につきます。つまり、議論もある程度強くなります。そして、相手の言動の真偽を判断できたり、相手の言いたい事が分かってきたりします。勉強した自分の知っている領域について、そのことを論理的に説明出来、そして異論に対して反論できます。自分の知っている領域を多くつくる事が重要です。例えば、難しいテレビなどをみていても、何が言いたいのか分かるようになったり、博物館で知り合いにその展示物について説明していたりすると、周りの人が勘違いして質問してきたり。

勉強すれば、知っている事が増える、つまり自分の財産が増えていくという事です。
勉強が楽しいと実感出来るレベルへは、ある程度進まないと出来ません。例えばコンピューターを自分で作りたいと思っても、そこにいくには時間がかかるわけです。基礎から学ぶ必要があって、それを重ねれば、コンピューターくらい一人ですべてつくれるわけです。道具だって、これとこれとこれ、というように、分かるようになるのです。