哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

ある政策実現のプロセスを考える

ある政策を実行しようとするとき、まず、①それにかかわる様々な情報を集める。②その中で、その様々な情報に詳しい専門家を調べる。その中で、意見を聴くことも必要である。そして、次に、③それが他の自治体、他の国等で行われたことがないか、ということを調べる。
 
次に、④それに近い政策はないか、なかったかを調べる。次に、⑤それらがあったなら、どのような経過で進んで行ったのか、ということを構想過程からはじめてしっかりと調べる。次に、⑥政策を実現するには具体的にどうすればいいのか、ということを徹底的に詰めていく。又、⑦その各点について、詳細に様々な予測等を含め、分析していく。
 
次に、⑦一つの政策と、それにかかわる具体的政策という根を伴って一政策とする。次に、⑧その政策が他の法律・憲法などの法と対立しないか、対立しないためにはどうすればいいか、ということを詰めていく。次に、⑨その政策の実現までと、実現後のタイムスケジュールをつくる。
 
次に、⑩そのタイムスケジュールの各段階での予測をしていく。そして、その予測は、適宜修正を加えていくように、現段階での政治・社会・学問・メディア、その他不確定事象確率の各状況を考慮に入れて作成する。
 
又、各段階において、利害関係者、前任者、その他議員、専門家、市民、報道といったものを注視し、又、そこから意見等をもらうことが重要であると考えられる。
 
以上の10の段階を経て、政策をつくるべきであり、特に、その政策実現された場合の各予測は非常に重要であると思う。