哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

災害等の現地視察について思ったこと

たまに、首相や各大臣等が被災地を視察する場面がある。
 
その場面において、驚くというか何というか、その周りに説明する人が数人だとか、警護の人が数人だとか等々、周りに人が多すぎるのではないだろうか。大挙して押し寄せて、説明を受けながら現場を見て、そして帰っていく。それで、その経験を役立たせることができるのだろうか。
 
もしも、迅速に物事を進めるならば、説明一人と警護一人の3人でいいだろう。その方がテキパキとスムーズに動けると思う。多くは警護かもしれないが、被災地に視察に行っている時に、命を狙ってくるような者はいないだろう。万が一いたら、そのような者を、国民の誰もが敵視するだろうし、厳罰でよいというコンセンサスもできるだろう。それに、国会議員としては、そのくらいの覚悟をもって事に当たるべきであろう。3人で、さまざまな場所を歩き、様々な人に話し掛けて話を聞き「これはこうしろ」と、逐一指示していけば、物事は大きく進むのではないか。
 
現在は、対応が遅いといわれている。大挙して押し寄せ、説明を聞きながら被災現場を見ることで、対応が変わるのか。説明を聞きながら現場を見るのは、テレビ等の映像でやれば効率がいい。むしろ、その地の人を励ましたり、話を聞いて参考にしたりする方がよっぽどいい。
 
誰か「ついてくるのは、私と、説明(事務方)と警護の計3人でいい。大勢で向かうことはない。少ない方が動きやすい。かえって邪魔になる。迅速な対応には、少人数でテキパキ動いた方がよい」等と言う人はいないのだろうか。