哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

3・11災害復興財源等について(災害復興資金)と、戦略

3・11地震津波原発災害に伴う、資金調達のために、税金等が考えられている。
 
私は、2つのことを提案したいと思う。
①まず、災害復興のための「宝くじ」をやるべきであろうと思う。大々的に宣伝し、多くの方にたくさん買ってもらう。これが声高に言われないのは、どういうことか。宝くじが出たら、普段より多く買うという人が、多くいると思うし、宝くじの当選金の調整などをして、上げるなり下げるなりして、すぐに売り出すべきだろう。そして、これまでのペースでなく、回数を増やして、さらに大規模に広告・宣伝し、続けていくべきであろう。これは、時間的に遅くなれば、それだけ良くないことを知らねばならない。つまり、多くの方の関心がある時こそ、効果が発揮できるというものである。地震宝くじ、津波宝くじ、原発宝くじ、岩手宝くじ、宮城宝くじ、福島宝くじ、茨城宝くじ等、いいと思う。なぜ、すぐやらないのか甚だ疑問である。
 
②次に、多くの義捐金を募るわけであるが、ある一定数以上の寄付に対しては、記念品をあげることで、義捐金のさらなるアップが目指せると思う。さらにどこかに「3・11地震津波原発災害復興のしるし」のような石板をつくり、そこに、一定数以上の寄付について、名前の刻印等をすればよいと思う。これについては、ハンドルネーム等でもよいことにすれば、刻印されたくない方にも配慮ができる。そして、商標的等にそのハンドルネームを管理すれば、他の方の名前を安易に使うことを防ぐことができます。
 
つまり、私が考えるに効果のあるものというのは、効果が2つ以上ある。①宝くじでいえば、これまでギャンブル的要素で敬遠していた層にも浸透するし、義捐金を出していない層にも浸透する。そして、災害復興のためのお金として、当選者の享受として、効果が大きい。どうせ、当たらない・ギャンブルだ、等で避けてきた人に異なる視点で効果をもたらすのである。②義損金での記念品や名前刻印は、末代までの記念になり(今回の地震は、マグニチュード9.0なので、歴史的である。よって、これを利用しない手はない)、さらに富裕層にとって、このような名誉的な価値や記念的なしるしは、人生的に豊かさを享受できる素晴らしいものだと思う。
①も②も、海外からも沢山募ったらいい。現代は、世界的にネットワークが発達しているので有効だと思う。9.0等、歴史的な瞬間をただの凶(マイナス)で終わらせるのか、これを生かして、プラスマイナスをゼロに近づけることを一つでも多く行っていくのか、というのは時間との戦いでもある。日本・世界の記憶として、悲劇が鮮明に残っている間に、いかに多くのことが始められるかが、第一の勝負である。