哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

マイナス×マイナスは、なぜプラスか

これは、数学における大きな疑問ですね。
これを分かりやすく説明したいと思います。
 
(-3)×(-2)=+6になります。
マイナスのカードを3枚持っているとします。
それを2回取られてしまったら、+6ですよね。
6だけ得しますね。だから、+になります。

(-3)×(-2)×(-2)=-12になります。
マイナスのカードを3枚持っているとします。
それを2回取られてしまったら、+6ですよね。
+6得している。しかし、その得した+6の分が2枚とられると、-12ですね。
12だけ損をする。よって、マイナスになります。

(-3)×(+2)=-6になります。
マイナスのカードを3枚持っているとします。
それを2回もらったら、-6ですよね。
6だけ損をする。よって、マイナスになります。

(+3)×(-2)=-6になります。
プラスのカードを3枚持っているとします。
それを2回あげたら、-6ですよね。
6だけ損をする。よって、マイナスになります。

一つ補足。
これだからまだ説明できます。
しかし、勉強の難しさが進んでいくと、こうだからこう、としか言えない状況が出てくるんです。私が記号論理学を学んだときに感じたことです。なので、-の数が偶数の掛け算ならプラスになり、奇数ならマイナスと覚えたほうがいい(カッコ付きかどうかの指数等で異なるが)。そのように割り切ることが、お勉強という中では重要だと思います。そう考えると、つっかえなくなっていきます。どんどん進みます。すべてが暗記であると割り切って下さい。それを何回も何回も繰り返すのだと。ピアノやそろばんと同じです。体で覚えていくといいんです。ピアノやそろばんで、他のやり方はないのか?とか、どうして?言うと、私は、そろばんの先生に怒られました。そうだからそうなんだと言われました。ピアノはやっていませんでしたが、このように割り切るといいです。因みに、これはお勉強に関することであって、きちんと考える必要のあるものもありますので、これは、言っておきますね。