哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

ネットでの知識収集と本での知識収集

ネットというのは、やはり偏る。
どういう風に偏るかというと、検索上位に偏る。

それは、検索上位にするためのシステム的なもの(SEO対策)であったり、
人気な記事であったりするだろう。

一方、本は、例えば書店に行くと、
ある分野で本が積んである。様々な種類の本だ。
ある考えだけの本だけであったら、その店には、その考えでない人はいかないだろう。
だから、様々な本がある。そして、中には、突拍子もないものもあるし、意外な発掘もある。
だからこそ、知識の収集には、本の方が良い。

ネットでも、検索にかける用語一つで、そういうものが出てくることはある。
しかし、検索上位にくるのは、限られたものになる傾向も否めない。

それと同じ事がネットでの本の購入にも関わってくる。
様々にある本を見て購入するわけではない。
システム的なものによって、検索履歴等から、好みを把握されていることもあるだろう。
又、オススメの本をどんどん出してくるのもあるだろう。
それは、何より効率だからだ。その効率は、こちらの購入の効率と、相手の販売の効率だ。
決して、こちらの知識の上積みの効率ではない。

ネットの利点は速報性で、すぐに調べられる。すぐに多くの情報が出てくる。
これには、どこも叶わない。

よって、一時的な調べ物は、ネットが便利で有用だろう。
しかし、自分が気になる分野、知識を獲得したい分野であれば、
書店へ出かけ、様々な本を見て、それで選んで読む方が有用な知識がつくことだろう。