哲学・法学的に「そもそも」を考えるブログ。since 2011・3・22。

2022年7月20日、ライブドアブログより、移行してきました。

放射線量の見方1

まず、
シーベルト=1000ミリシーベルト
1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト
です。
よく、放射線量測定のHPに「グレイは放射線が物質に当たった時のエネルギー量を表し、原子力発電所から出る放射線量の場合、大気中の放射線量1グレイは1シーベルトに換算できます」等とありますよね。これは、重要です。本当は、シーベルト=グレイとは言えないのですが「緊急時はこうして下さい」ということです。
 
まず、
1グレイ=100ラド。1シーベルト=100レム。
レム=ラド×線質係数(放射線の種類で異なる)
となります。
線質係数は、X線、γ線β線、陽子線は1。なので、ラド=レム。よって、グレイ=シーベルトです。
しかし、α線は10です。中性子線は低速と高速があるので、一概に言えません。
線量当量(生物学的効果)のレム、つまり放射線量と、吸収線量のラドは、すぐさま一緒にできないのです。

X線、γ線β線、陽子線は1。なので、グレイ=シーベルトなので、1グレイ=1シーベルトとしているわけです。
大気を漂ってくる様々な物質がありますが、緊急時には、こう考えて下さいということなんです。